\跡取り娘ドットコム3月定例会レポート/
3月19日、女性社長・女性後継者がつながるコミュニティ「跡取り娘ドットコム」の3月定例会を開催しました。
今月も全国から次世代を担う女性経営者=“跡取り娘”たちが集い、互いを知り、学び合う時間となりました。
本レポートでは、当日の充実した内容をダイジェストでお届けします。
◉定例会プログラム(アジェンダ)
●跡取り娘ドットコムのご紹介
●会員全員による1分間プレゼン
●あとむすアワード 振り返りトーク(登壇者3名)
◉会員全員による1分間自己紹介
今月も全国各地から多様な業種の跡取り娘たちが参加され、それぞれの事業内容や近況を共有しました。
会員様から語られたのは、採用・組織化の悩み、社内体制の見直し、事業承継の準備状況など、経営現場のリアルな声。体力づくりや仕事と家庭の両立といった等身大の悩みも飛び出し、互いの共感と励ましが生まれる時間となりました。
◉あとむすアワード 振り返りトーク
2月15日(日)に開催された「あとむすアワード」。
今回の定例会では、受賞者3名にご登壇いただき、アワードを通じて得た気づきや変化、挑戦の過程でのリアルな想いを振り返っていただきました。
◉ウーマンパワー部門
若林 美樹 様(株式会社シー・イー・アール 代表取締役社長)
首都圏を中心に焼肉店の網洗浄・ダクト清掃・空調設備メンテナンスを手がける、まさに“男性社会ど真ん中“の業界で奮闘する若林様。
アワードへの挑戦を振り返り、自分の歩みをまっすぐ書き出していく中で、かつて抱いていたお父様への不満が、いつしか深い感謝へと変わっていったことに気づかれたといいます。
代表就任後の1年目で前年比売上14%アップ、さらに翌年には12%アップを実現。団体に所属したり、毎月定例会議を実施したりなど、着実に組織化が進んでいます。足元では社内での新たな課題にも直面しながら「悲劇のヒロインを手放し、愛と感謝を持って経営に向き合えるようになった」「心に軸がある。これは成長のためのステップ」と前を向かれる姿が印象的でした。
◉ファミリービジネス部門
熊倉 千砂都 様(江戸切子の店 華硝 代表取締役)
創業70年、江戸切子の老舗で3代目を担う熊倉様。本来は弟様が継ぐ予定だったところ、急遽熊倉様が継ぐことになったというご経緯をお話しいただきました。
熊倉様が打ち出したのが「チーム3代目」という考え方。血縁ではなく“覚悟“があれば継承できる、と、非血縁者と血縁者が一緒にチームを組む形を実践されています。
アワードの資料作りを通じて気づいたのは、「自社のことを人に説明するのが一番難しかった」こと。外向きのことばかり考えていて、会社の本質や原点を見つめ直せていなかったと振り返られました。また、「自分はリーダーより、場をつくりサポートする役割が向いている」という発見も。
アワード受賞の報告をしたところ、社員が自ら祝福してくれたエピソードも。「チームで感動を分かち合えることが増えた」と、組織の変化を実感されていらっしゃいました。
◉サスティナブル部門
小熊 麻利絵 様(平成住宅株式会社 取締役)
池袋でビジネスホテルとラブホテルを運営される小熊様。
お母様との長年の葛藤を経て「正しさを押しつけていた自分」に気づき、関係性が変化。「ラブホテルは池袋のカルチャー」という信念のもと、女性向けリニューアルや、ラブボの未来や性について専門家を交え皆で話し合うイベント、「池袋ラブボ会議」を開催し、東京新聞SDGs枠にも取り上げられました。
アワードを通じた変化は家族との関係にも。普段は多くを語らないご主人が推薦状を書いてくれたことで「ずっと見ていてくれていた」と実感。さらに、当日会場に来た娘さんから「お母さんかっこいい」という言葉をもらい、諦めずに動き続けてきた背中が確かに届いていたと感じた瞬間に、多くの会員様が胸を打たれました。
◉跡取り娘ドットコムって?
「家業を継ぐ女性は孤独なのでは?」
そんな声から生まれた、女性後継者のための実践コミュニティです。
地域や業種の垣根を超え、次世代の女性社長たちが知恵と経験を持ち寄る場所です。
経営や事業承継の準備、育児や介護などプライベートとの両立…。
一人では解決できないことも、ここなら仲間と語り合い、ヒントを見つけられます。
*―次回のお知らせ―*
次回の定例会は4月23日(木)16:00〜18:00に開催予定です!
はじめての方も、家業を継ぐか迷っている方も、どなたでも大歓迎です。
ワクワクする“経営の未来”を、仲間と一緒に描きませんか?



