\跡取り娘ドットコム7月定例会レポート/
2026年7月16日、女性社長・女性後継者がつながるコミュニティ「跡取り娘ドットコム」の7月定例会を開催しました!
今月も全国から次世代を担う女性経営者=“跡取り娘”たちが集い、互いを知り、学び合う時間となりました。
本レポートでは、当日の充実した内容をダイジェストでお届けします。
◉定例会プログラム(アジェンダ)
●跡取り娘ドットコムのご紹介
●1分間自己紹介
●5分間事業プレゼン
●テーマ別ディスカッション
スペシャル講座:『”後継者が考える”私らしい理念づくり』
◉5分間事業プレゼン
●共進機材株式会社 菅澤敬子さん
●医療法人ツツイ美容外科 筒井絵理奈さん
共進機材株式会社の代表取締役である菅澤敬子さんが登壇し、「家業から企業へ」をテーマに、事業承継後の歩みをご紹介いただきました。
父親の急逝を受けて会社を継承した後、売上減少や赤字、人材流出など、さまざまな困難に直面されました。
その状況を乗り越えるため、営業所の統合や組織の見直しを進め、新たに物流事業へ参入。
現在は管材事業と物流事業を柱に、3拠点・従業員22名の体制で事業を展開されています。
今後は、家業から組織で続く企業へと成長し、人材を育てながら100年企業を目指したいと語られました。
次に医療法人ツツイ美容外科の役員である筒井絵理奈さんが登壇し、「継ぐだけが継承ではない」をテーマに、ご自身の選択についてお話しいただきました。
父親から家業への本格的な関与を求められる中、美容医療ではなく、「声で人を育てる仕事」に使命を感じていることを率直に伝え、一度、美容医療の現場を離れる選択をされました。
現在も役員として関わり続け、父親(院長)のSNS運営支援や母親(経理•総務/併設エステサロンのオーナー)の相談相手など、家族を支える役割を担っています。
また、話し声専門のプロデューサーとして、家族やスタッフへのボイストレーニングを通じて、新たな形で家業に貢献されています。
自分の専門性を磨くことも、家族の想いと事業の未来を支える一つの承継の形であると語られました。
お二人の発表から、従来の承継の概念にとらわれず、それぞれの状況や想いに応じて、自分たちらしい形で家業の未来につないでいく姿が伝わりました。
◉スペシャル講座レポート
テーマ:『”後継者が考える”私らしい理念づくり』
講師:一般社団法人日本跡取り娘共育協会 代表理事 内山 統子
後半は、株式会社ソラロープの代表取締役社長でもあります内山統子氏より、「”後継者が考える”私らしい理念づくり」をテーマにお話ししました。
理念を掲げるだけで終わらせず、ビジョン・ミッション・バリューを整理し、具体的な行動へ落とし込むことの大切さについて解説しました。
理念は会社の文化であり、明確な理念があることで、商品やサービスに一貫性が生まれ、共感する人や仲間が集まるといいます。
また、機能的な価値だけでなく、経営者や会社の想いを伝えることの大切さも示されました。親から引き継いだ会社であっても、自分を犠牲にするのではなく、自分自身の経営として向き合うことが必要です。自分と会社に“シンデレラフィット”する言葉を見つけ、前向きに経営へ踏み出してほしいとのメッセージが届けられました。
◉今回の定例会を通して
今回の7月定例会は、家業を受け継ぐ中で、それぞれが「自分らしい承継の形」を考える時間となりました。
受け継いだ会社を、家業から企業へと成長させていくこと。
自分の得意なことや使命を生かし、家業と新しい形で関わること。
親から受け継いだ理念や想いを、自分らしい言葉で捉え直すこと。
そして、自分を犠牲にするのではなく、会社の経営を「自分ごと」として考えること。
承継には、誰にでも当てはまる一つの正解があるわけではありません。
会社の状況も、家族との関係も、後継者自身の想いや生き方も、それぞれ異なります。
だからこそ、これまでの承継の概念にとらわれず、自分と会社に“シンデレラフィット”する言葉や関わり方を見つけていくこと。
それが、家業の想いを守りながら、未来へつないでいく力になると感じられる定例会でした。
◉跡取り娘ドットコムって?
「家業を継ぐ女性は孤独なのでは?」
そんな声から生まれた、女性後継者のための実践コミュニティです。
地域や業種の垣根を超え、次世代の女性社長たちが知恵と経験を持ち寄る場所です。
経営や事業承継の準備、育児や介護などプライベートとの両立…。
一人では解決できないことも、ここなら仲間と語り合い、ヒントを見つけられます。
*―次回のお知らせ―*
次回の定例会は9月16日(木)16:00〜18:00に開催予定です!



